リザバーコンピューティングで進化する次世代エッジAI:Qoreシリーズ

ビッグデータ不要 / 非力なマイコンでもオンデバイス学習が可能 / カメラ不要。
Python/Cライブラリとしての提供からデバイス選定支援、PoC / 量産サポートまで、
オールインワンでサポートする革新的なエッジAIプラットフォームです。

ビッグデータ不要

従来のディープラーニングの1/10~1/100のデータ量で学習。
短期間でPoCを進められます。

非力なマイコンでOK

メモリやCPUリソースが限られた環境でもオンデバイス学習を実現。
省エネで稼働できるため、設置の自由度も向上します。

カメラ不要

音声や振動などのセンサーAIを実装。
エッジ完結によりデータ漏えいリスクも低減します。

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【エッジAI導入応援】PoC / 量産ライセンス特典あり

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製品ラインナップ

アプリケーションやデバイス規模に合わせて3種類をご用意。
いずれもPython/CのSDKを通じて開発できます。

EdgeQoreLite

EdgeQoreLite

  • 64KB~の超小型デバイス
  • Cortex-M対応 / ベアメタル実装
  • 省電力設計でウェアラブルや家電に最適

超軽量 & 低消費電力モデル

EdgeQore

EdgeQore

  • 128MB~の中規模デバイス
  • OS搭載デバイスと共存可能
  • Cortex-A対応。産業機器・車載などに

拡張性の高いメインストリームモデル

WebQore

WebQore

  • クラウド常時連携に最適
  • Webサービスやスマホアプリ、金融システムなど幅広く対応
  • 環境を選ばない柔軟な実装

クラウド × エッジのハイブリッド

※ 各製品は「開発ライセンス / 量産ライセンス」をご用意。
組み込みサービスやPoC支援、ハードウェア選定サポートもオプションで承ります。

デバイスへの組み込み済ソリューション

「自社でハードウェアを用意できない」「すぐに動く形で試したい」という場合でもご安心ください。
すでにリザバーコンピューティング対応済みのデバイスをご用意しています。
下記ラインナップから最適なモデルをお選びいただけます。

VADQore(PSoC6)

VADQore(PSoC6)

VADQore

VADQore

VADQore Sense

VADQore Sense

VADQore(PSoC6) VADQore VADQore Sense VADQore View
用途 学習~推論まで
完全エッジ完結
ディスプレイ搭載
拡張性あり
最小構成で
異常検知に特化
ダッシュボード連携
可視化 / 管理用
センサ 音声 / 振動 / 温度など 音声 / 振動 / 温度など 音声 / 振動 / 温度など
学習データ 正常データ中心
(異常データがあれば精度UP)
正常データ中心
(異常データがあれば精度UP)
正常データのみでもOK
分類数 最大4クラス 最大8クラス 最大3クラス
システム連携 スタンドアロン
(BLE拡張可)
SDカード / BLE / Wi-Fi
拡張対応
LED通知のみ
(拡張オプションあり)
タブレット / PC
BLE接続
サイズ(cm) 約10×6×2 約8×8×3 約3×3×1 7インチタブレット等

※ 上記スペックは一例です。センサー種別や拡張機能によって変更になる場合があります。

Qoreシリーズの強み

非力なマイコンでもオンデバイス学習が可能
メモリやCPUリソースが限られた環境でも動作。
省エネ設計のため設置自由度が高く、バッテリー稼働もOK。
ビッグデータ不要
従来のディープラーニングの1/10~1/100程度のデータで十分学習可能。
学習コストや期間を大幅に削減します。
高セキュリティ
カメラを使わないエッジ完結設計で、生データの外部流出を防止。
プライバシー・情報漏えいリスクを大幅に低減します。
リザバーコンピューティング対応
マルチパスなど複雑な時系列データを独自技術で解析。
ノイズや変動の多い環境下でも高精度を発揮します。

開発・運用フレームワーク

Qoreシリーズは、リザバーコンピューティング( 詳しくはこちら)を最大限に活用し、
少ないデータで高精度を実現するアーキテクチャを提供します。
複雑なマルチパスデータにも対応可能な独自フィルタリング技術と、
以下のようなシンプルなフローが特長です。

Create

リザバー設計

Analyze

QORE CLOUDで可視化 / チューニング

Set

QCFファイル生成 & SDK読み込み

Operate

ターゲットデバイス / WebQoreで運用

運用フェーズでは追加学習やモデルバージョン管理も柔軟に対応。
必要に応じてPoCから量産ライセンスへスムーズに移行できます。

サービスとサポート

コンサルティング
導入要件の定義やシナリオ検討など、専門エンジニアがサポートします。
PoC支援
テスト用ハードウェアの準備、少量データでのAI試作評価などをワンストップで提供。
システム開発 / 組み込み対応
既存OSへの組み込みやファームウェア開発、アプリ連携など柔軟に対応します。
ハードウェア調達 / 提供
デバイスが無い場合、最適なSoCやセンサーの選定から調達まで実施可能です。
運用 / 保守サポート
モデル更新や不具合対応、運用監視代行など包括的にサポートします。

活用シーン

製造業 / 産業機器
稼働音や振動データから故障兆候を検知。ダウンタイムを大幅に削減。
車載機器
簡易データ + Cortex-Aでリアルタイム推論。通信量やクラウド費用を節約。
スマホアプリ / Webサービス
WebQoreとの連携で音声認識やログ解析AIを手軽に導入。サービス品質を向上。
ヘルスケア / ウェアラブル
EdgeQoreLiteを活用し、心拍や歩数などをリアルタイム判定。超省電力な健康モニタリング。

よくあるご質問

本当に大規模データは必要ないですか?
はい。リザバーコンピューティングの特性上、1/10~1/100ほどのデータ量でも十分学習が可能です。
PoCから量産ライセンスへの切り替えは?
PoC段階では開発ライセンス、量産時には量産ライセンスへ移行できます。詳細はお問い合わせください。
カメラ無しでAIを実装するメリットは?
セキュリティリスクやプライバシー問題を大幅に減らせます。省電力・コスト面でも有利です。
Qoreシリーズでマルチパス問題は解消できますか?
はい。複雑な時系列や多経路データに強いリザバーコンピューティングを採用しており,
ノイズや変動が大きい状況下でも高精度を確保できます。

お問い合わせ

Qoreシリーズの導入やライセンスに関するご相談、技術的なご質問などは こちらのフォーム よりお気軽にお問い合わせください。

短期PoCやハードウェア調達支援など、具体的な要件がある場合もぜひご相談ください。